HRWのアジア地域事務局長:放水車の水への薬剤混入に驚き

12月13日、国際的人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)アジア地域事務局長ブラッド・アダムス(Brad Adams)は香港に訪ね、独立系ネットメディア『立場新聞』の独占インタビューを受けた際に、外国警察の放水車使用の目的は水の噴射による市民の強制退去にあるのを触れ、香港警察が放水車の水に痛みを誘発する化学物質を混入したことについて、驚きと憂慮を示した上で、放水車が噴射した「青い液体」の成分を測定する必要があると指摘した。

アジア諸国にデモ集会を視察してきたアダムス氏は、香港「反送中」運動の間、警察に包囲された香港理工大学を含め、度々デモ現場に足を運んだ。最も深く憂慮したのは、警察が化学物質を放水車の水に混ぜた後、デモ隊に向けて噴射したという、前代未聞の行いだとアダムス氏が語った。アダムス氏は報道映像を通じ、放水車に直撃され、極めて苦しんでいる理工大学デモの参加者が、大学構内で洗剤を薬品を洗い落とし、水で体を洗ってから再び前線に出た様子を見て、香港の記者に「彼らがいつからこのようなことを行ったか」と尋ねた。

アダムス氏は、放水車では一般的に真水しか使っておらず、諸外国警察機関が放水車の水に化学物質を混入することなど聞いたことがないとした上、由々しき事態だと警察の対応に懸念を示した。アダムス氏は、仮に青色の染料でも放水車の水に混ぜるべきではないとした上、「青色の液体」の成分を特定する毒性試験を行うべきだと話した。アダムス氏は、「放水車の目的は人を傷つけるのではなく、追い払うことだろう、そうだろう?水に有毒と思われる、皮膚を傷める化学物質を混ぜるのに一体何の目的があるというのだ?」と警察のやり方に疑問を呈した上、警察の放水が暴力を振るわう者を目標としたわけではなく、無差別に行ったことを触れ、「街に座った人もいれば、平和にデモを参加した人もいた。それは決して犯罪ではない。(警察の放水)それは完全なる無差別の武力使用だった。警察は彼ら(市民)相手に有毒物質を使うべきではない。戦場では無差別に武力を使用すべきではない;警察としても、無差別に武力を使用するわけにはいかない。それは違法だ」と警察当局を批判した。

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立場新聞