2020.05.01 ネット住民の「一緒に歌おう」活動開始前 武装警察はショッピングモール突入 市民、ジャーナリスト、議員らを襲う

ネット住民が今夜新界東部の沙田ニュータウンプラザにて「一緒に歌おう」集会を呼びかけたが、活動が始まる前に、武装警察が既に最寄り駅の沙田駅前に警戒し、理由もなく通りすがりの青年に職質をかけた。青年が約10分後に解放されたが、現場から反対方向へ離れろと命令された。夕方6時半頃、10人以上の私服警官がショッピングモールに侵入、買い物客に職務質問を行った他、市民に身分証明書の提示を求め、その持ち物も取り調べた。

 

【18:39】警察はショッピングモール内の市民に即時退去を命令した他、現場に取材する記者に記者証の提示を命じた。警察のやり方に不満を感じた市民が警察官に指さして罵り、ショッピングモールから出ていくことを求めた。

 

【18:50】警察の弾圧が市民の決心を揺らぐことがなかった。ニュータウンプラザのアトリウムには、抗議者が百人以上集まり、その数は時間が経つに連れて増え続けた。市民らが片手の掌を開き、もう片方の手で一本指を立て、「五大要求、一つも欠けてはならない」とのメッセージを示した他、「光復香港、時代革命」や「暴徒がおらず、暴政があるのみ」などのシュプレヒコールを叫んだ。警備員がアトリウムで市民の様子を監視し、ショッピングモール内の放送も市民に距離を保つよう呼びかけた。その時点では警察の介入が見受けられなかった。

 

【19:00】夥しい数の警察機動隊員が突如香港鉄路沙田駅の出入り口からショッピングモールに突入し、市民を強制退去させた。ショッピングモールの管理会社側からの通報があったかは不明だった。記者が追っかけ取材をした際に警察官に突き飛ばされ、「本物の記者であれ、偽物の記者であれ、職務に邪魔してはならない」と言われた。その後、警察はショッピングモールの中に封鎖線を張り、記者の取材を妨げた。現場の情報によると、民間人権陣線代表の岑子杰区議と新界東選挙区の楊岳橋・立法会議員が現場に駆けつけ、事態の把握を務めるとともに、警察の行動を監察する。

 

【19:05】ショッピングモールの中の市民が警察に追い払われ、アトリウムに集まるようになり、引き続き上の階にいる武装警察隊に対峙した。警察側には目立った動きがなく、ただメディア連絡班の警官に現場にいる市民らの顔を撮影させた。しばらくの後、警察機動隊が勢い良く一階に降りた。公民党の曽建峰は警察の対応に不満を示し、単独で警察官に「(行政長官)林鄭(月娥)がショッピングモールの閉鎖を宣言したか」と詰問したが、現場の警察官はそれに答えておらず、ただ大声で警告を発し、ペッパースプレーで現場の記者や市民を恫喝した。現場には張り詰めた空気が漂っている。

 

【19:15】ニュータウンプラザには、警察官が随所に警戒している。警察がオレンジ色のテープで欄干辺りを封鎖し、市民に近づかせないようにした。その間、ある警察官が突如気が狂うかのように激昂し、市民に後退しろと命令しながら、現場の民衆を突き飛ばし、黄文萱区議や『苹果日報』等のメディアの記者たちにペッパースプレーを噴射した。一方、別の警察官が現場の市民に対し、『疾病予防管理条例第599G章』(所謂集合制限令)違反と警告、その場に留まる者に定額罰金切符を切ることも。

 

【19:27】アトリウムが已に警察に封鎖され、市民が近づくことができなくなった。ショッピングモール内のほとんどの店舗も早めにシャッターを下ろした。現在多くの市民がいたる所に立っており、様子見をした。

【19:56】50人前後の機動隊員が沙田大会堂(タウンホール)前の広場に警戒している間に、通りすがった男女3人に職務質問を行い、身分証明書を取り調べた後、3人を解放した。一方、一部の市民が現場に留まり、封鎖線を挟み、警察隊と睨み合いながら、時折シュプレヒコールを叫んだ。警察官が頻りに現場の市民に「集合制限令」に違反していると警告したが、警察側からの動きがなく、双方が膠着状態にあった。

 

【20:15】警察機動隊はニュータウンプラザ敷地全体を封鎖し、市民らが出て行くことを許可したが、入ることを禁止した。

【20:32】大会堂前に待機していた機動隊がアトリウム方向に向かって前進し始めた一方、私服警官がペッパースプレーを記者や市民に向けて恫喝し、民衆に現場から離れろと怒鳴った。その間、曽建峰が一時警察隊に道の脇に連れて行かれ、「集合制限令」違反の定額罰金切符が切られた。解放された後、曽建峰が現場の取材陣に罰金通知書を見せ、公衆衛生を目的とする「集合制限令」を乱用し、市民の自由に制限を加える警察当局のやり方を非難した他、その権限について疑問を呈した。曽建峰の話によると、取り調べの間、一人の警官は彼の身分証明書を押さえ、もう一人の警官は身分証明書が押収されたまま、彼に解放した。彼は警官から身分証明書を取り返そうとした際に、相手に「行かなければ訴えてやるよ」と言われた。曽建峰は警察を理不尽だと非難し、今後その定額罰金通知書について抗弁する考えを示した。

 

【21:13】黒服を着た中年男性は警察に定額罰金切符が切られた。その男性は当時一人だったにも関わらず、「集合制限令」違反として定額罰金通知書が発行されたことについて「全くばかげている」と不満を顕にした。

【21:23】警察が突如ニュータウンプラザ第3区画(フェース3)方面に前進した後、現場の取材陣を前後から挟み撃ちし、なんの説明もないまま、記者たちに側入口から退去しろと命令した。一部の警官がペッパースプレーを記者たちに向けて恫喝しており、現場で混乱を引き起こした。立法会議員鄺俊宇が現場にいて事態把握を努めた。

【21:47】ショッピングモールの管理会社側が数度にわたり、閉店時間の繰り上げを放送に通じて知らせた。夥しい数の機動隊員が3階のアトリウムから階段で離れていった。数十人の市民はアトリウムに留まっており、シュプレヒコールを叫んだ。

【22:08】アトリウムに留まる市民が「五大要求、一つもかけてはならない」とのジェスチャーを示しながら、「香港に栄光あれ」を合唱した後、「光復香港、時代革命」などのシュプレヒコールを叫んだ。

 

【22:16】数多くの機動隊員が香港鉄路沙田駅前のバスターミナルからアトリウムに向かって前進。その一部がペッパースプレーやペッパーボール銃を携え、アトリウムに封鎖線を張った。現場にいた全盲弁護士陸さんは警察側と交渉した。

 

【22:35】しばらくの後に警察隊が撤収を始め、ニュータウンプラザも閉店のため消灯しており、活動に参加した市民のほとんどが徐に退散した。現場には記者と区議と僅かな市民しかいなかった。

【22:42】ニュータウンプラザは平穏を取り戻したが、近くのバスターミナルではいまだに大量の警察官が警戒した。彼らは理由なく民間人を手当り次第に停め職質を行った他、撮影取材のために近寄った記者を追い払った。取り調べを受けた後に解放された市民の一人は記者たちに対し、身分証明書が確認されたが、「集合制限令」違反の定額罰金通知書が発行されなかったと話した。

 

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