2020.04.06 メガホン音声で警官襲撃 元立法会議員に有罪判決

去年7月7日、当時立法会議員だった区諾軒はメガホンで警察官関志豪のライオットシールドにぶつけたとした他、メガホンで警察公共関係科の警察官と会話した際に、警司高振邦の耳を痛めたとして、2件の警察官傷害罪で起訴された。審理を経て今日、九龍城地方裁判所にて、裁判官梁嘉琪が有罪判決を下した。梁嘉琪は区諾軒の社会奉仕報告を待つとして、刑の宣告を4月24日に延期した。その間、区諾軒の保釈を引き続き認めるとした。

 

裁判官:区の行為に悪意あり、メガホンも大音量

判決文において、梁嘉琪が区諾軒の公訴事実を述べた際に、警察の証言を全面的に採用した。高振邦の証言によると、当時区諾軒に対し、メガホンを「近づかさせるな」と繰り返し求めたが応じてもらえず、手でメガホンを退けたとした他、メガホンと高振邦本人の距離が約27インチ(約70センチメートル)だったと主張した。梁嘉琪は、区諾軒が近距離で叫んだことについて、高振邦が当時それを受け入れないと行動で十分に示したとした。なお、高振邦が区諾軒に叫ぶなと命令した際に、区諾軒が「どうして声を上げてはならない?私には声を上げる権利がある」と答えたことから、区諾軒には悪意があるとした。また、メガホンの音量が大きく、一定期間中に浴びせ続けると体調に影響を及ぼしうる。梁嘉琪は、その警察官が別の職務で耳を痛めた可能性を検察側が排除したとして、区諾軒がメガホンで高振邦を襲撃した検察側の主張を認めた。

別の警察官関志豪を襲撃した罪について、梁嘉琪は証拠をもとに、区諾軒が關志豪を「毅進仔(毅進課程とは大学入試不合格者向けのプログラムである)」と罵ったとした他、メガホンでライオットシールドを三回叩いたとした。關志豪は「ちょっと驚いた。なぜなら相手は議員なので、警察の防衛線に暴力を振るうとは思いだにしなかった」と述べた他、当時「びっくりしてしまって」ライオットシールドを力一杯で握ったと証言した。梁嘉琪は関志豪の行動から被告の行動への憂慮を示すのに足りるとした上、「毅進仔」という罵声も特定の対象に対し侮蔑するものと見て、有罪判決を下した。

 

弁護側:行動の動機は警察襲撃ではなく、調停と事件解決にあり

弁護側が情状酌量を訴えた際に、区諾軒が立法会選挙に当選してから社会貢献に尽力したことを言及した他、区本人が今年日本の大学の博士課程に入学する予定をも触れた。弁護側は、当時区諾軒の行動が現場における個々の警察官を襲うためではなく、調停と事件解決のためのものと主張した他、医師の診察報告にも警察官の聴力に永久的な損傷が示していなかったことを指摘した。警察襲撃罪に関する量刑基準がないことを踏まえ、社会奉仕命令や罰金刑を禁固刑の代わりにすることを求めた。また、弁護側は、区諾軒が事件当時の言論を振り返り、不適切なものだと認め、それについて後悔したと述べた。

この事件の公判が今年1月に開かれた。訴状によると、32歳の区諾軒は去年7月8日深夜0時25から31分にかけて、九龍中部油麻地の彌敦道(ネイザン・ロード)と登打士街(ダンダス・ストリート)及び咸美頓街(ハミルトン・ストリート)の交差点辺りにおいて勤務中の警察官、即ち警察官関志豪(警察官識別番号23663)と警司高振邦を襲撃したとした。公訴開始時、検察側が実名の代わりに「AAA」と「EEE」で二人を表記したが、後に実名不開示の申請を取り下げた。

引用元(繁体字中国語):

立場新聞 – 區諾軒涉大聲公襲高振邦及推撞警員盾牌 遭裁定兩罪罪成獲准保釋候判