2019.10.20 九龍半島にて35万デモ人大行進

香港の被逮捕者を中国に移送することを可能にする「送中条例」で引き起こされた混乱が続く中、行政長官林鄭月娥は民間からの五大要求を無視してきたのみならず、警察の暴力と不当逮捕を見て見ぬふりした。それに受け、人権団体・民間人権陣線は今日(20日)九龍半島の繁華街・尖沙咀でデモ行進を発起し、警察の暴力を調査する独立委員会の設立と警察の解散と再編を求めたが、デモ行進そのものは警察当局の反対に遭い、その決定に対する不服申立ても却下されたため、陳皓桓・民陣副代表、梁国雄・元立法会議員ら民主派活動家4人が再び民陣の代わりに、個人名義でデモ行進の発起人となった。デモ行進のコースは尖沙咀の梳士巴利花園(ソールズベリー・ガーデン)からその北西方向にある、中国高速鉄道・西九龍駅まで。正午過ぎ、大勢の市民は尖沙咀の太空館(香港スペース・ミュージアム)辺りから出発した。その後、尖沙咀周辺に地下鉄駅の出入り口や中国資本の商店にボヤが出た。同午後、警察当局はいち早く放水車を派遣し、デモ参加者を追い払おうとしたが、放水車が香港最大のモスク、九龍清真寺付近を通過した際、わざと一旦停車し、モスクに向けて青色の水を噴射した。夜になると、旺角など各地にて、ユニクロや無印良品を模倣した「優一尚品」や、漢方薬大手「北京同仁堂」、Appleのコピー製品で知らされたスマホメーカー「小米手機」、「中国銀行(香港)」の支店など、中国資本の商店を「リフォーム」する人々があちこち見かけた。警察機動隊は二度、彌敦道(ネイサン・ロード)辺りにデモ参加者を駆逐した。