2019.10.01 国慶はなく 国殤あるのみ

催涙弾で国慶節を祝う決まりが悪い場面を回避すべく、警察当局は民間人権陣線の「国慶ではなく国殤しかない」デモ行進を圧殺しようとしたが、民主派の元立法会議員李卓人、何俊仁、梁国雄と民陣幹部陳皓桓は市民的不服従として、個人名義で今日の香港島デモ行進の発起人になった。午後1時、市民が繁華街の銅鑼湾・東角道に集まり、チャーター公園の歩行者天国まで練り歩いた。同時に、香港島の湾仔、九龍半島の深水埗と黄大仙、そして新界荃湾、屯門と沙田計6地区で「心一つに国慶節を祝う」活動が行われた。香港鉄路は警戒を厳にし、午前11時現在、計11の駅を閉鎖した。

【08:30】香港の象徴でもある獅子山頂上、ライオンの頭の近くに、黒地白文字の「十一国殤 光復香港」と白地黒文字の「香港加油」が吊るされてあったのが見つかった

 

【09:35】黄大仙では、大勢の警察機動隊員は黄大仙祠とその側の地下鉄黄大仙駅構内で警備にあたった。

 

【10:30】港鉄銅鑼湾駅のA、B、C出入り口が閉鎖。観塘駅のA出入り口も閉鎖された。

【11:00】港鉄の金鐘駅、湾仔駅、太子駅、銅鑼湾駅、深水埗駅、黄大仙駅、沙田駅、車公廟駅、屯門駅、荃湾駅、荃湾西駅は閉鎖された

【11:20】警察当局は香港各地で検問所を設け、往来の車両を取り調べた。公主道(プリンセス・マーガレット・ロード)紅磡海底トンネル行きで検問所が設けられ、香港島を行き来する車に検問を行った;機動隊員が大挙して、市街地と空港を繋ぐ青嶼幹線道路(ランタオ・リンク)の料金所で空港行きバスを取り調べた。屯門幹線道路屯門行き、大老山トンネル(テーツ・ケーン・トンネル)、東区海底トンネルにも警察の検問所があった

【11:40】尖沙咀埠頭にて、五本の旗竿。今日は中共の国慶節にもかかわらず、国旗も香港区旗も掲揚されていなかった。

 

【11:54】沙田車公廟の外、すでに100名位の市民が集まった

【12:00】昨日食物環境衛生署に撤去された太子駅の供花は、一夜して市民に復元された。8月31日太子駅の列車で警察による市民無差別襲撃事件で多数の市民は行方不明になった。既に死亡したのではとの噂が絶えなかった。

 

【13:40】大勢の市民が黄大仙沙田坳道の向かい側に集結したに対して、機動隊がショッピングセンター黄大仙中心から大挙して駆けつけ、市民を沙田坳道竹園行き方面に追いやった。機動隊員は一旦青色の警告バナーを掲げ、市民に警告した。

 

【13:50】黄大仙祠の外、機動隊員は警告バナーを掲げないまま、催涙弾を数発放った。一方、沙田坳道ではデモ参加者がバリケードを築いた。

【14:00】屯門大会堂(タウンホール)の外、機動隊員が集まった市民を突如追い払った上、数人を地面に押さえつけたのに対して、現場の市民は不満を表し、すぐさま機動隊を包囲した。双方が衝突を起こした。機動隊員は警棒とペッパースプレーで反撃し、その後黒服の市民は四方八方に去った。機動隊員は身柄拘束された市民をタウンホール内に連れ込んだ。

【14:10】黄大仙祠の外、警察官は黒色の警告バナーを掲げたが、その周辺に集まる市民はいなかった

 

【14:20】荃湾にて、沙咀道運動場の向かい側にデモ参加者が道を敷いだレンガを掘り上げ始めた。沙咀道と衆安街の交差点では、デモ参加者がバリケードを築き始めた。その後、デモ参加者は青山幹線道路に歩きだし、道路を塞いだ。

【14:30】黄大仙にて、夥しいデモ参加者は龍翔道観塘行きの車道を封鎖。機動隊員が現場に赴き、催涙弾を数発放ち、デモ参加者を追い払った。後にデモ参加者は近隣の鑽石山(ダイヤモンド・ヒル)にある集合住宅ギャラクシアの向かい側の龍翔道まで後退し、機動隊と睨み合った

 

【14:40】黄大仙にて、数多くの市民は摩士公園(モールス公園)の向こうから龍翔道に溢れ出て、機動隊を挟み撃ちに。

【14:45】深水埗にて、警察官が黒色の警告バナーを掲げ、市民に退去を求めた

【15:00】黄大仙、屯門と荃湾では、デモ参加者が車道でゴミを燃やした

【15:05】深水埗にて、機動隊が一時撤退し、長沙湾道が再び開放された

【15:10】黄大仙にて、大勢のデモ参加者は公営住宅団地鳳徳邨の向こうにある蒲崗村道にバリケードを構築し、機動隊と睨み合った。機動隊は催涙弾を数発放った。一方、黄大仙中心の向かい側にある龍翔道全車線は、現時点で夥しいデモ参加者にバリケードで占拠された

【15:20】屯門のショッピングセンターV Cityの向こうに、数多くのデモ参加者がバリケードを築き、ゴミを燃やた。デモ参加者は機動隊と攻防を繰り広げ、機動隊の催涙弾にレンガで応酬した。

 

【15:30】旺角にて、100名以上のデモ参加者は彌敦道(ネイサン・ロード)と亞皆老街(アーガイル・ストリート)の交差点でバリケードを築き、車道を占拠

 

【15:40】機動隊が屯門のV Cityの向こうに催涙弾を連射

【15:44】機動隊が荃湾・大河道で赤色の警告バナーを掲げ、数度にわたり催涙弾を発射したのに対して、市民側が傘を差して防いだ

【15:47】油麻地でも警察当局と市民の衝突が起きた。警察官3人が警棒で人混みを駆逐しようとしたが、デモ参加者が警察に対して、ゴミを投げたり、拳や蹴りで反撃した。うち警察官2人が倒れて頭部に負傷。混乱の中、見た目無傷の警察官が銃で発砲、仰角45度で天に向かって二発威嚇射撃した。デモ参加者が四散した。

【15:49】屯門V Cityの外にて、機動隊は順番が先後して赤色と青色の警告バナーを掲げた

【15:55】荃湾・大河道では警察当局と市民の衝突が勃発。デモ参加者一名が怪我で地面に倒れた。左胸あたりに血の跡。銃撃を受けた疑い

【16:03】黄大仙にて警察当局と市民が衝突。機動隊が数度催涙弾を発射し、現場の市民を駆逐。その間、ショッピングセンターの環状交差点付近に駐めてあったバイクが燃やされた。現場に火がめらめら。消防車が現場に到着した

 

【16:10】多くの消防士が現場に赴き鎮火した。黄大仙で多くのバイクがフレームまで燃やされた。

 

【16:14】屯門・鄉事会路にて、市民がバリケードを築き、火を放った。牛丼チェーン吉野家店舗のフロントガラスが壊された

 

【16:15】機動隊が黄大仙で黒色の警告バナーを掲げた。夥しい市民が黄大仙中心周辺に集結。その中、地下鉄黄大仙駅の通気口やバスターミナルなどに火炎瓶を投げた。

【16:17】荃湾・大河道にて、機動隊が同時に黒色と赤色の警告バナーを掲げた。

【16:24】黄大仙警察署の外、同時に橙色の警告バナーを掲げた。

【16:27】消防士が屯門・鄉事会路のバリケードに鎮火を終えた後、機動隊が素早く前進し、銃を構えて市民を狙った。集まった市民が散らばった。その後、警察と市民は港鉄駅近くに睨み合った。警察は黒色の警告バナーを掲げ、催涙弾を発射

 

【16:27】男性が怪我で荃湾・鱟地坊に横たわった。救護員が男性に応急措置を施した後、救急車に運び、病院へ急いだ

 

【16:30】黄大仙にて、機動隊員が大挙して龍翔道に走り出し、デモ隊を追い払って、その一部の参加者を拘束。デモ参加者は四散。その間、灰色い服を着た市民が頭部に負傷し倒れ、ボランティアの救護班に救助された。

【16:53】黄大仙特殊戦術小隊員が龍翔道で少なくとも5人を拘束した。周囲にいた市民が不満を顕にし、警察を指差して罵った。

 

【16:57】 荃湾の機動隊が同時に黒色と橙色の警告バナーを掲げて、催涙弾を放った。一方、機動隊員が突如マンション名逸居近くの階段に走り、階段の欄干に叩きながら歩道橋に上がった。当時周辺のデモ参加者のほとんどはすでに後方に下がった。歩道には普段着の通行人が多かった。歩道橋に上がった途端に、機動隊員は突如銃を構え、街中の通行人を威嚇し、咆哮した。一人の機動隊員が情緒不安定で、記者のスマホを押しのけ、撮影を阻止し、記者に対して「get out(出てけ)」と叫んだが、その後同僚に後退させた

【16:58】大勢の機動隊員が長沙湾政府合同庁舎の外に橙色の警告バナーを掲げ、催涙弾を発射した後、汝州街に前進した。デモ参加者が製パン会社嘉頓麵包の本社兼工場ビルの向かい側の青山道(キャッスル・ピーク・ロード)にバリケードを設置し、ゴミを燃やした。現場に煙が充満した。

 

【17:08】荃湾にて、記者が地面に煙筒を発見した。その後機動隊員は記者を追い払い、煙筒を回収した。

 

【17:27】黄大仙にて、数多くの市民は摩士公園(モールス公園)の向かい側の龍翔道に集結。龍翔道のバリケードに出火。消防員が現場に着き鎮火。またヘリコプターが黄大仙の上空に旋回した。

 

【17:45】屯門にて、機動隊が再び黒色の警告バナーを掲げ、催涙弾を発射した。

【17:47】深水埗にて、市民が警察署に火炎瓶を投げ込んだ。その後機動隊が警察署内に橙色の警告バナーを掲げ、催涙弾を数発相次いで放った。

 

【18:08】荃湾にて、閉鎖された政府合同庁舎に侵入し、内部の設備を破壊し、火炎瓶を投げた後、現場を離れた。また、港鉄・荃湾駅に火炎瓶を投げたり、吉野家のフロントガラスを破壊したものもいた。

【18:13】黄大仙にて、多くの市民は鳳徳道と蒲崗村道の交差点まで退却、中にスレングショットで警察の防衛戦を攻撃を試みたものもいた。

 

【18:40】市民が警察の進軍を遅らようと、龍翔道にバリケードを作り、ゴミを燃やした。

【18:50】香港の公営放送局香港電台(RTHK)英語報道部の男性記者が深水埗の衝突現場に取材した際、右目に負傷、救急車で治療を受けた

【18:53】 屯門V City外、誰かがバリケードに火を放った。火の勢いが強く、一度爆発音が聞こえた。その後消防員が現場に到着、鎮火した。その後機動隊が素早く前進し、市民を追い払うが、周囲の市民はすでに散らばった。

 

【19:09】深水埗にて、市民が集まって警察署に前進しながら、警察署の方に火炎瓶を投げた。一方、後機動隊が橙色の警告バナーを掲げ、人群れに催涙弾を放った。その後市民は後退し、レーザーポインターを警察署に当てた

【19:10】凡そ30人の機動隊が香港島の砲台山(フォートレス・ヒル)に防衛線を敷き警戒し、一旦は防衛線を南の天后に推し進めた。その後、警察官は全員ガスマスクをつけライオットシールドを構え、天后から砲台山行きの英皇道(キングス・ロード)を封鎖した

 

【20:27】市民は再び長沙湾政府合同庁舎の外に火炎瓶を投げた。消防士が現場に到着し鎮火

【20:57】旺角警察署外、大勢の市民が集まった、また凡そ50名の市民は太子駅B1出入り口に冥銭を燃やした。その後、警察官が警察署の中に黒色と青色の警告バナーを掲げた。現場にいた市民は一目散に逃げた

【21:03】何者かが地下鉄深水埗駅の桂林街出入り口に火炎瓶を投げた。火が爆発音とともに燃え上がった。その後、出入り口に花火を放ったものがいた

 

【21:08】警察官は旺角警察署の中から催涙弾を発射。老人が逃げ遅れ、催涙ガスを吸い込み体調不良に。また、売店経営者も催涙ガスを吸い込んで体調を崩した。

 

【21:19】警察官は旺角警察署の中から、約100メートルを離れたショッピングセンター聯合広場に向かって発射した。市民はすぐさま水道ホースで煙を止めた

【21:40】市民が旺角警察署の外でバリケードを作った。中にバリケードに火炎瓶を投げた人も。その後警察当局が催涙弾を放ち、市民の駆逐を試みた

 

【22:05】市民が彌敦道で花火を放った。その後機動隊と特殊戦術小隊は同時に彌敦道と荔枝角道に前進した。現場にいた市民はすぐ後退したが、少なくとも2人が警察に拘束された。現場の記者が撮影した際に、機動隊が記者に後退を要求し、その間衝突を起こした。警察官は記者を警官襲撃と指摘し、記者の不満を募らせた

 

【22:39】警察は撤収し始めた。現場の情報によると、蛍光ベストを着た人一人が連れ去られた。記者が不服し、警察に「記者も逮捕する気か」と叫んだ。

【23:07】新界の南西にある公営団地葵涌邨にて、警察当局が少なくとも若者5人を逮捕した。大勢の住民は機動隊と睨み合い、「黒警」、「放せ」と叫んだ一方、警察官は高ルーメンフラッシュライトで住民に照射し反撃した。その間機動隊が赤色の警告バナーを掲げ、武力行使を脅しに、現場にいた人を制止しようとした。現場にいた住民の話によると、当時住民が警察の撤退を求めたが、警察官が突如走り出して警棒で殴りまくり、市民を逮捕した。現場にいた警察官が事前に理由を説明しなかった

 

【23:20】病院の管轄機関である医管局の発表によると、夜10時まで、入院した怪我人の数は66人、年齢は11から75歳まで、うち男性2人危篤、2人重態、その他の怪我人は体調が安定したか、すでに退院した。他2人の状況は不明。

 

引用元(繁体字中国語):

蘋果日報 – 【九龍新界集會】多區爆激烈衝突至少66傷2危殆 荃灣油麻地開真槍有人中彈

明報 – 【十一.油尖旺.短片】旺角警署黑旗射催淚彈

星島日報 – 【修例風波】示威者佔領龍翔道 防暴警再度施放催淚彈