2019.09.08 香港人権民主法案の声援集会

香港の林鄭月娥・行政長官が「四つの行動」を発表したが、「反送中」運動における市民の義憤を収めることができなかった。香港人は連日様々な形式で、五大要求は一つもかけてはならないという民意を表明した。香港の民間団体は今日(9月8日)に再びデモ集会と行進を発起した。

組織側が午後1時半、香港島の中環・遮打花園(チャーター・ガーデン)で祈祷集会を行い、「香港人権民主宣言」の署名集めを終えてから、花園道と下亜厘畢道(ロウアー・アルバート・ロード)バス停辺りの公共活動エリアを経て、在香港米国総領事館に、「(香港人権民主法案の)議会通過で香港を救う」ことを訴える陳情書を提出する予定だった。組織側が警察当局への届け出で参加人数は5000人と予定しており、当局も不反對通知書という許可も下りた。

【13:07】集会参加者は突如、在香港米国総領事館に出発。

【13:20】遮打花園では、すでに千人以上が集まった。一部は署名集めに参加している。

【13:50】組織側が在香港米国総領事館への行進を午後2時半から始める予定だったが、人数が多いため、出発時間を下午2時頃に繰り上げられた。

 

【14:11】多くの参加者が星条旗を掲げた他、米国の国歌を再生した。

 

【14:18】女子二人が警察と小競り合いの末に連れ去られた。

 

【14:30】金鐘(アドミラルティ)の長江センター付近の歩道橋では、市民が中国国旗五星紅旗を元にしたハーケンクロイツ旗を掲示、中国共産党はナチスだとのメッセージ

 

【14:57】市民は続々遮打花園から出発、掌を開いたまま手を挙げ、「五大要求、一つも欠けてはならない」とのメッセージをアピール

 

【15:51】遮打花園にて、祈祷集会の司会者は、警察当局が集会を30から45分以内に終わらせろとの命令を伝えた。秩序維持のボランティアの話によると、警察当局が安全上の理由で、4時前に「45分くれてやるから(その間に出ていけ)」と知らせたため、集会の終了時間はやむを得ず4時45分に早めた

【16:03】地下鉄・中環駅にて、警察機動隊はレーザーポインターで警察を照射したとして、少なくとも3人の市民を拘束。香港鉄路会社は、駅構内の緊急時に備え、乗客、従業員と鉄道設備の安全を確保するため、中環駅の封鎖を発表。それにより、地下鉄荃湾線と港島線も中環駅を一時通過駅とした。

 

【16:23】警察機動隊は中環駅構内で黄色の警告バナー(警戒線・違法警告)を掲げた他、現場に入り取材しようとした記者を阻止。

 

【16:26】大勢のデモ参加者は中環駅に入ろうとし、警察の防衛線に機動隊と睨み合った。警察は二回黄色の警告バナー(警戒線・違法警告)を掲げた。一部の市民は、仲間が港鉄の駅封鎖で逃げられないのを防ぐべく、ゴミ箱や三角コーンを中環駅のJ出入り口まで運び、即席バリケードを作った。

 

【16:36】港鉄は駅構内で「緊急」警報を鳴らし、現状を「重大事故」だと発表。警察は駅構内でライフル銃を構えた。

【16:55】港鉄・中環駅のJ出入り口では、数多くの機動隊員が外の市民に銃を向けた。同D1出入り口では、警察官が地下の駅から地上に出たが、市民がゴミで道を塞いだ。警察官は一旦橙色のライフル銃を掲げたが、駅に戻った後、ゲートを閉じた。それと同時に、香港島金鐘の幹線道路・干諾道中(コナート・ロード・セントラル)と會所街の交差点では、バリケードが築き上げられた。現在中環行きの車線は一本しかなかった。

 

【16:59】凡そ100名の市民は出入り口前に機動隊と睨み合った。

【17:05】現在干諾道中の全車線閉鎖。市民は再び鉄柵などを中環駅のD1出入り口に運び、道を塞いだ。中環駅直近の香港駅に機動隊が集結した。

 

【17:09】デモ参加者は中環駅のJ3地上出入り口から、駅構内に水を流し込んだ。出入り口の向こう側、機動隊が地下の駅構内で警戒した。

【17:14】機動隊が素早く前進を始め、管制区域に入り警棒を振り回し、市民を追い払った。少なくとも1人の男性が拘束され、両手を体の裏側に縛られた。現場は混乱の様相を呈した。

【17:17】機動隊は金鐘駅構内、駅の管制室付近で1人の男性を逮捕。

【17:21】金鐘駅構内の警察官は身柄拘束された男性をカメラの前まで連れ回し、記者陣にその顔と怪我の具合を撮影させた。現場周辺の市民は彼に大声で話しかけ、名前と身分証明書番号の提供を促した。デモ運動中に、市民側がこのように被逮捕者の代わりに、その個人情報をもとに弁護士に連絡を入れた場面が少なくなかった。

【17:26】香港駅のC出入り口のゲートは閉鎖された。

【17:29】金鐘駅にて、警察官は身柄拘束された男性を警察用車に連れ込んだ。記者と市民は近づこうとしたのに対して、1人の機動隊員が手持ちのペッパースプレーで威嚇。

【18:44】中環・畢打街(ペダー・ストリート)にて、何者かが紙ゴミを燃やした

 

【18:00】警察当局は米国総領事館への花園道に防衛線を張り、スピーカーで逮捕拘束を行うことを警告し、「無関係」の市に退去を命令した。大勢の市民はその後、銀行街(バンク・ストリート)を経て干諾道中に走り出した。

【18:15】中環・雪廠街(アイス・ハウス・ストリート)にて、警察当局は現場にいるすべての記者と福祉士に政府発行の身分証明書の提示を要求した他、外国人記者1人を路傍に押しのけ、取り調べを行った。

【18:15】警察当局は、数度に渡りデモ参加者に警告を発し、違法行為の中止を要求したが叶わず、適切な武力を以てデモ参加者を追い払うとして、現場にいた人の即時退去を促した上、該当地域に入らないよう求めた。

【18:23】警察当局は中環・雪廠街の防衛線を街の入り口まで前進させ、記者の撮影取材を阻止した他、1人の映像記者に対し、「オメェ、カメラにキャップしたから、明らかに似非記者だろう!」と指差して話した。

【18:39】黒服の市民数十人は警察に身柄拘束され、両手を頭の上に乗せたまま、向かい側の歩道まで連行され、まとめて取り調べへ。現場にいた福祉士は大声で「16歳未満の人は福祉士同伴で警察用車に乗ることができる」と話したが、現場の警察官が怒鳴った、「誰が決めた?おめぇ法律わかってんのか?わかんねえならデタラメ言うな。」

【19:00】警察は香港島・銅鑼湾駅の出入り口で発砲し、催涙弾を数発放った。当時、普段着の市民は向かい側の歩道にいた。

 

【19:45】銅鑼湾の東角道にて警察は突如市民を追い詰めた。警察官が街の入り口でメディアの取材を妨害した上、記者に遠回りを命令。しかし片方の取材陣も警察に進入を阻止された。両方の警察官も記者に対して、それぞれ青色警告バナー(違法集会警告)と黄色警告バナー(警戒線・違法警告)を掲げた。

 

 

【20:14】警察は突如、渣甸坊(ジャーディンズ・クレッセント)にて2回黒色警告バナー(催涙ガス警告)を掲げ、再び催涙弾を発射するのを警告した上、防護具を装着。しかし現場には衝撃を起こすものはいなかった。現場には防護具なしの通行人や市民がほとんど、デモ参加者はいなかった。

 

【20:30】銅鑼湾の住民は怡和街で警察官に「良心を落としたか?」と問い質した途端に、催涙弾3発撃たれた。高年女性一人がちょうどその時に駅の出入り口から地上に出たため、催涙ガスを吸い込んでしまい、体調不良に。

【20:45】警察は軒尼詩道(ヘネシー・ロード)にて少なくとも催涙弾3発を放った。3発とも報道陣と救護班に命中。その後、警察は防衛線を前進させ、デモ参加者は後退。その間、警察は少なくとも催涙弾3発を放ち、前と同じく、すべて報道陣と救護班に命中。

【20:50】外国人男性1人が銅鑼湾・羅素街(ラッセル・ストリート)で催涙ガスを吸入した後倒れた模様。現場の救護員に治療してもらった後、担架に運ばれた。

 

【21:00】九龍半島・旺角警察署の外、警察は警告なしに2回発砲した後、やがて橙色の警告バナーを掲示。

【21:04】警察機動隊は私有集合住宅ワンポア・ガーデンで1人の男性を取り調べた末に逮捕。現場にいた女性は警察官に対し逮捕理由を問いただしたが、答えてもらえなかった。

 

【21:36】機動隊は旺角警察署から走り出し、現場の市民を追い払った。

 

【22:00】港鉄は旺角駅の閉鎖を発表

【22:05】旺角の西洋菜南街にて、機動隊は赤色警告バナー(武力行使警告)を掲げた。1人の男性は亜皆老街で押し倒されて拘束された。また、警察官は現場で撮影取材した記者を乱暴に押しのけた。

 

【22:35】警察機動隊員が港鉄・黄埔(ワンポア)駅の管制室に侵入。

【23:15】旺角警察署にて、警察は再び橙色の警告バナーを掲示、発砲を警告する。その後、警察官は太子道西に向けて複数回発砲。

 

【23:17】その後、多くの警察官は銃を持って旺角警察署から離れ、太子道西の人群れを狙った。警察当局は少なくとも6発を放った。警察官は一時記者に銃を向け、「記者さんよ!銃弾に目がねえんだ、気をつけんと撃たれるよ!」と脅した。

 

【23:20】蛍光ベストを着た女性一人は、警察のビーンバッグ弾を撃たれた。現場の救護班に連れて行かれた。