2019.06.06 法曹界の黒服行進 参加者2500人以上

郭栄鏗・立法会議員の推計によると、今回のデモ行進に参加した法曹従事者の数は2500から3000人で、香港返還以来最多だった。郭氏は、法曹界がまとまり逃亡犯条例修正に反対を表明したことで、修正の深刻な悪影響を示すとした他、香港人に6月9日のデモ参加を呼びかけた。

かつて法曹界の行進は、中国国会にあたる人民代表大会による香港基本法の法解釈や、政府白書に対するものだったが、今回の行進は香港内部の条例に反応したものだった。郭氏は、法曹界の怒りが増したとし、行政長官林鄭月娥が一挙に香港の法治に「終わりを告げた」と批判した。

二度と黒服行進に参加した謝華淵・上級法定弁護士(シニア・カウンセル)は、今回の黒服行進に参加したのに政治的配慮ではなく、条例修正に関わる原理原則の問題が理由だと話した。謝氏は、最高裁にあたる終審法院が時折あらゆる案件の上訴を認めたことを例に挙げ、裁判官は必ずしも正しいとは限らないと指摘し、今回の法修正には裁判官をゲートキーパーとしたとしても、単なる「制度上の保障、実際な保障に足りうるかは別問題だ」と話した。

政府は先日、修正案の容疑者引き渡しの敷居を懲役7年の犯罪まで引き上げたが、黒服行進に参加した上級法定弁護士、広播事務管理局(商業放送の規制監督機関)の何沛謙・元主席は、政府が懲役7年の犯罪を引き渡しの判断基準にしたのは論理的過ちだと一刀両断、「懲役7年の犯罪は重犯罪、だからこそ保障が必要だ、軽犯罪だから引き渡す必要がないとって済む話ではない。」何氏は、中国国内の法制度は完備とは言い難く、彼自身もそれを信頼に足りると思えず、現時点で条例の範囲を中国国内に拡大すべきでないとの考えを示した。

 

引用元(繁体字中国語):

明報 – 【逃犯條例·多圖】法律界黑衣遊行 郭榮鏗:不可向政府低頭

香港01 – 【逃犯條例】法律界3000人黑衣遊行 律政司:檢控工作不偏不倚