香港辺境の地 ならず者は警棒で青年を殴打 少女を拉致未遂 抗議者の方が危険と警察当局

『逃亡犯条例』がきっかけとなった香港民主化デモ運動が続く中、政府支持のならず者はデモ集会が行われた市街地にて市民を殴り、少女を拐かそうとした。

2019年11月14日朝、デモ参加者は中国と国境を接する、香港辺境の地・上水にある北区大会堂前の龍運路辺りにバリケードを設置。同正午過ぎ、の親中派「青リボン」のならず者は約20人、突如区内のショッピングセンター「上水中心」にて姿を現した。一部の連中は伸縮式特殊警棒や鉄パイプを手にし、一部はマスクで顔を隠した。連中は現場にいた黒服の若者たちに追いかけ回し、襲いかかった。黒服の少女が一人、龍運街にて白服の男性に拐かされそうになった。

事件現場は上水中心と北區大会堂にある、デモ運動で亡くなった人々を追悼するための臨時祭壇。事件当時の映像を見るに、挙動不審な「青リボン」の徒党は目の前に黒服の若者を見るや、「逃げんなよ!」と怒鳴った。数人の「青リボン」のならず者は途端に追いかけ、黒服の者に殴りかかった。現場に目撃した住民は頻りに助けを呼んだ。その後、マスクをつけておらず、黒い上着を着て、ジーンズを穿いている通りすがりの男性は「青リボン」ならず者の襲撃を阻止してみたが返り討ちに遭い、地面に倒れ、「青リボン」に殴られそうになったところ、他の市民に助け出してもらった。「青リボン」のならず者は次第に集まってきた市民に制止され、襲撃を一旦止んだ。市民とならず者の連中は依然として睨み合っていた。市街地で跋扈していた親中派のならず者に不満を感じた通行人は、自分が「ただの通りすがりだ!」と叫び、手当り次第に市民を襲った「青リボン」を痛烈批判した。その後、「青リボン」は棍棒を握りながら現場を去った。黒服の人々に追いかけ回した仲間に加勢しに行ったと思われる。

別の角度からの映像を見るに、その「青リボン」は黒服の人を隅に追いやった上、殴ったり蹴ったりし、袋叩きにした。現場に傍観した住民が大勢いたが。その住民も「青リボン」に怒鳴り散らされた。悍ましい状況だった。

一方、北區大会堂前の龍運街にて、一部のデモ参加者は龍運路辺りにバリケードを設置。「青リボン」のならず者が先の黒服の人を殴った後、龍運街に赴き、デモ参加者に襲いかかった。現場映像を見るに、黒服の少女が一人、白服のならず者に捕まった。黒服の者は二人、少女を救い出そうとしたがうまく行かず、現場から逃げた。助けを呼んだ人がいたが、白服のならず者は手放さなかった。少女は苦しそうに顔を歪め、上着も腰が見えるほど引っ張り上げられた。その後、白服のならず者はレンガを拾い上げ、前に投げつけた後、再び少女の襟と首に掴み、無理矢理に前へ引っ張っていったが、少女の行方が映像に映されていなかったため、ネットの住民は少女の安否を案じた。ネットの情報と現地住民の目撃情報によれば、最後少女が無事逃げ切った。現地住民は、現場の「青リボン」のならず者は「三合会」か「福建ギャング」と考えている。

『苹果日報』は事件現場の上水中心辺りに戻ったが、北區大会堂前の龍運街にバリケードがあったが、「青リボン」のならず者も黒服のデモ参加者も見当たらなかった。デモ参加者はならず者の襲撃で一目散に逃げ去ったと思われる。黒服の人が「青リボン」のならず者に袋叩きされた場所には、折れた銀色の伸縮性特殊警棒、警棒を収納した黒いバッグと血の跡と思しき痕跡が見つかった。救急車も現場に派遣されたが、担架に載せたけが人がおらず、救護員も救急車に戻り撤収。

観察力が鋭いネット住民は、事件映像からならず者を一人特定した。その男性は髪が長く、日焼けして、暗い色の上着を着て、暗緑色の短パンを穿いている。その男性は伸縮式警棒で黒服の者を追いかけ回して殴りかかった。情報によれば、その男性の苗字は盧、職業は鉄筋工。ネットではその男性のマイクロブログ微信アカウントのキャプチャが出回っている。そこでは写真が何枚映された他、「愛国愛(香)港江門鶴山出身者団体が成立」、「(中国共産党)中連弁が全力で支援」と書かれた。情報によれば、その男は中連弁管轄下の江門鶴山出身者傘下団体のメンバーと見られ、9月14日の『苹果日報』生中継映像にもその姿を捉えられた。その時、男は九龍東部九龍湾に行われた「愛国活動」に参加し、現場にいた異なる意見を持つ市民をぶっ殺すと明言。

警察定例記者会見では、警察公共関係科の江永祥高級警司は事件当日、通報を受けた警察官が現場に赴き、不審者を探してみたが、路上に集結した約100人の黒服の者に罵られたと話した上、「現場に最も疑わしかった者はその黒服の連中だった」とした。連行されそうになった一人の女性について、届け出がなかったという。

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