香港警察、取調べを撮影する記者に「公務執行妨害に該当」と恫喝

7月1日は香港の中国返還23周年の記念日であり、「国家安全法」が施行した初日でもあった。民主派活動家の陳皓桓はそれに先立ち、「国家安全法」の施行や今まで市民の声を無視してきた政府の姿勢に不満を示すべく、個人名義で銅鑼湾辺りでデモ行進を行うことを宣言した。

TMHKのフォトジャーナリスト3名が取材のために銅鑼湾に向っていたところ、警察の機動隊員に止められ、撮影を阻止された。機動隊員は記者たちの行動を公務執行妨害と見なすと恫喝した。

フォトジャーナリストらが乗っていた車は午後2時頃、香港海底トンネル九龍側の入り口付近に設置された検問所で止められた。機動隊員は目的地を尋ねたのに対し、記者たちは身分を明かして、銅鑼湾に向かう途中だと答えた。記者は警察の取り調べを撮影しようとしたが、一人の機動隊員に制止され、「その行為は公務執行妨害に該当する。身分証明書の情報を記録した。今後起訴する可能性を保留する」と警告された。

フォトジャーナリストは3人とも、TMHKと香港写真記者協会の記者証両方を所持していた。事件について、TMHKは遺憾の意を表明し、警察に対して冷静と自制心を保ち、『警察一般命令』第39章に明確に示された通り、報道機関の取材業務に協力することを求める。

『基本法』第27条:
香港居民は、言論、報道、出版の自由、結社、集会、行進、デモの自由、労働組合の結成と加入、ストライキの権利と自由を有する。

関連事件:7月1日「国家安全法」反対デモ

関連記事(繁体字中国語):

TMHK(報道)