香港民主化運動の半年間 警察が鎮圧に催涙弾等を三万発近く発射

香港民主化運動が開始してから、半年過ぎた今日に至るまで、警察はデモ鎮圧に催涙弾等を合計29863発射したことがわかった。

香港の公共放送香港電台の問い合わせに対し、警察当局は、6月12日から11月30日までのデモ活動中に、実弾19発、催涙弾15972発、ゴム弾10010発、ビーンバッグ弾1999発とスポンジ弾1863発を使用したことを明らかにした。

警察の弾薬使用統計によると、香港理工大学包囲作戦、香港中文大学急襲と10月1日の「三罷(ゼネスト・授業ボイコット・臨時休業)」において、警察の弾薬使用が最たるものだった。11月18日香港理工大学包囲作戦時、警察が催涙弾3293発、ゴム弾3188発、ビーンバッグ弾667発とスポンジ弾499発を使用し、その弾薬使用量が香港史上最多。それに先立った11月12日の香港中文大学急襲においては、警察が催涙弾2330発、ゴム弾1770発、ビーンバッグ弾434発とスポンジ弾159発を使用した。11月11日から18日にかけて、警察は二大学を強襲した際に合計1万6千発の弾薬を発射した。10月1日の三罷当日、警察が11月17日の香港理工大学包囲作戦レベル相当の弾薬を使用した。警察が催涙弾とゴム弾をそれぞれ千発以上、ビーンバッグ弾とスポンジ弾もそれぞれ数百発ほど使った他、10月1日当日、実弾を6発射撃した。また、警察は11月17日に実弾を4発射撃した。

独立警察監察告発処理委員会(IPCC)の元委員、立法会議員黄碧雲(民主党所属)は、警察の火器使用は「野放図」だと非難した。黄氏は、行政長官や警察直属の上司である政務司と保安局局長から、文民統制を担う政務官体系に至るまで、警察の暴力を野放しにしてきたのみならず、中国中央政府も警察支持を表明したため、警察が更に図々しく振る舞うことで、市民の憤りを更に引き起こし、本来の政治的な問題もややこしくなり、解決が難しくなると指摘した。黄氏は、中文大学二号橋の攻防や理工大学の閉じ込めを「狂気じみた戦争状態のよう」だと形状し、警察による過度な武力使用に必要性がないとした上、政府に一日も早く独立の調査委員会を設置し、『独立警察監察告発処理委員会条例』を改定し、IPCCに調査権限を与える必要があるとの考えを示した。

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香港電台

蘋果日報