親政府組織ボランティア、通行人を襲撃 法的権力あると香港警察

近頃、親中派組織は街宣カウンターを設置し、所謂『香港版国家安全法』の支持を呼びかける署名活動を行った。5月28日、新界北西部天水囲の公営住宅団地天瑞邨のショッピング・センター前、元区議周永勤は、董建華・元行政長官と梁振英・前行政長官が呼びかけ人になった組織「香港再出発大連盟」の名義で街宣カウンターを開設し、プロパガンダ活動を展開した際に、1人の男性は街宣のボランティア人員と口論した後、4人に取り押さえられ、地面に押さえつけられた。その様子が収められた動画がネット上で拡散された。それを見るに、拘束されている数分間、男性が何回も体調不良を訴えたが、警察が現場に到着するまで解放してもらえなかったことがわかった。

現場の情報によると、黒い服を着た男性がカウンターのボランティアと口論を始めた原因が不明だった。黒服の男性は一時木製の腰掛けを持ち上げたまま、それ以上目立った動きがなかった。それに対し、街宣カウンターのボランティアが挙って男性に詰め寄り、男性を乱暴に地面に押さえつけた。現場に通りかかった女性がその様子を見ると、声を上げ、ボランティアの攻撃を止めようとしたが逆にボランティアに手を掴まれ、男性の仲間だといわれのない非難を浴びせられた。

通報を受けて事件現場に到着した警察に対し、ボランティアは男性に襲われたと称した後、警察の許可を得て事件現場を離れた。一方、黒服の男性とボランティアの攻撃を止めようとした女性は警察に包囲され、取り調べを受けた。その間、黒服の男性は負傷しているようで、苦しそうな表情を見せた。現地住民が見物に周辺に集まりつつあると、周永勤が突如「黄リボン(民主派支持者)が人を殴った!」と煽り、現場で一時緊張が高まった。現地住民が警察に対し、ボランティアを解放する理由を尋ねると、現場にいた警長は「(ボランティアには)腰掛を持ち上げた人間に対し、その人が他人に襲いかかろうとするのを止める法的権利があるから、拘束しないことにする」と弁明した。

地域政治団体「天水連線」と学生メディア「香港学生媒体」がFacebookページにアップロードした動画を見るに、「香港再出発大連盟」の街宣カウンターにて、一人の男性が女性二人と男性一人に地面に押さえ付けられたことがわかった。その内一人の女性が全体重を男性にかけた。他方、男性の足首をねじ曲げた者もいた。男性が呼吸困難を何回も訴えたが、三人とも手を放そうとしなかった。制服警官が数分後に現場に駆けつけ、男性がやっと解放され、応急措置を受けることができた。

元朗区議会議員林進は『苹果日報』に対し、黒服の男性(35歳)は後に警察に逮捕されたが、男性が呼吸困難を訴えたため、天水囲医院に搬送され、治療を受けたことを明らかにした。警察が街宣カウンターのボランティアをその場で解放したことについて林進は不審に思い、原則として警察が事件調査のため、関係者を警察署に連行すべきであり、一方の証言だけを鵜呑みにし、特定の人を解放すべきでないと強調した上、事態の進展を引き続き追うことを明言した。

また、警察当局は男性が攻撃用武器所持の容疑で黒服の男性を逮捕したが、その攻撃用武器とは当時男性が一時持ち上げた木製の腰掛けのことだったと、林進は明かした。なお、「天水連線」の映像を見るに、男性を襲撃した加害者のうち、親中派中年女性の一人が事件の後、その木製の腰掛を持ち上げてから、男性のそばに置き直したが、その理由が明らかになっていなかった。当時、男性のそばには数人の警官がその様子を目撃した。

#17:09 天瑞【狗隻回應】//有合法權力制止⋯所以我唔捉!//合法權力?從何以來?·聯絡天水連線:@tswcbot

Posted by 天水連線 on Thursday, 28 May 2020

【港聞】天水圍建制派街站起衝突…

Posted by 香港學生媒體 Media of Hong Kong Students on Thursday, 28 May 2020

『香港法律』第212章『人身に対する犯罪条例』第39条:
身体的危害を生ずる暴行罪
他人に身体的危害を生ずる暴行罪で有罪判決を受けた者は、公判に付すべき犯罪で有罪判決を受けたとし、懲役3年の刑を処す。

コモンローでは、司法妨害は起訴可能な犯罪である。司法妨害とは司法の公正性を妨げる傾向または意図を持つ行為、一連の行為またはふるまいを指す。(Halsbury’s Laws of England, Vol. 11(1) (Fourth reprint) ), para. 315)

他人の逮捕を避けるための意図的な幇助

天水連線(動画)

天水連線(動画)

蘋果日報(報道)

立場新聞(報道)

香港學生媒體(報道)

香港學生媒體(動画)