生徒が学校前に人間の鎖 学校側に警察と教育局の電話

『逃亡犯条例』改定を契機に、数ある中学生が訴えを広めようと、様々な活動を行った。12月9日、新界南西部にある中学校荃湾廖宝珊紀念書院の校門前、生徒が人間の鎖を組み、ピラを配った後、警察と教育局は次々と学校側に電話を入れ、懸念を示した。学校側は即日学校生徒宛に通知を送り、生徒がいかなる形式の政治的活動にも参加すべきでないとした上、指示に従わない生徒は「教育局指針に則り、すべての規則違反の行為について厳に処す」と警告した。教育局は状況把握のため、学校側と密に連絡を取り合っているとし、警察当局は、(日本警察の青少年課に該当する)警民関係組学校連絡主任は学校側に電話を入れ、「協力」が必要か確認した。立法会議員は当局が学校側に圧力をかけることを批判した。

人間の鎖に参加した中学五年生(高校二年生)の陳さん(偽名)は、かつて同校の生徒は人間の鎖を組織したり、市民の「三罷(ゼネスト・授業ボイコット・臨時休業)」の呼びかけに応じ、授業ボイコットをしたりしたが、学校側は一定程度の理解を示した上、それらの活動を教室に行えるよう手配した;しかし先日の人間の鎖の後、校長は放課前に声明を発表し、多くの生徒が社会の諍いに不安を抱いており、「学校が学習の場であり、政治的な訴えを行うプラットフォームにすべきでない」とした上、生徒が学校内外に政治的活動に参加してはならないと指示した。情報によれば、校長羅霊芝は校内生徒に対し、警察と教育局の高級官僚は活動当日、直接に学校側に電話して懸念を伝えた。

警察の公共関係科によると、荃湾区警民関係組が学校側と密に連絡をとるのは学校連絡主任の職務の一つのため、学校連絡主任が活動の後、学校側に警察の協力が必要か確認した結果、学校側が「現時点では必要がない」と答えた。警察当局は参加生徒名簿の提出を求めていなかったとのこと。

立法会議員葉建源(教育業界)は、教育局がずっと各学校に生徒の欠席や授業ボイコットの状況把握に取り組んでいるが、人間の鎖等の学生活動に関し、教育局や警察当局が自ら学校側に状況を尋ねることなど聞いたことがないと話した上、当局の対応を「奇妙」と表した。近日の社会情勢を鑑み、教育局と警察はある学生活動のために学校側に電話を入れ「このような連絡を圧力と理解しないのが難しい」と述べた。葉氏は、このような人間の鎖活動がいつも平和に行われるため、各方面もそれを尊重すべきだと強調した。

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蘋果日報