授業再開初日 香港警察、中高生を大量逮捕

香港での『中華人民共和国国歌法』適用に必要な条例案の審議(第2読会)が今日再開した。ちょうどその日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために中止された中学校(日本の中高校に相当)の授業が下校時間を正午に繰り上げた形で一部再開された。下校時間の後、制服を着て、国歌法と所謂『国家安全法』の反対デモに参加した中学生が少なくなかった。警察は強硬手段に乗り出し、リュックサックを背負い、制服を着た中学生を逮捕し、警察車両に連れ込み、連行していった。銅鑼湾で抗議集会に参加した中学生は、所謂『国家安全法』が香港で実施された後、ネット上の言論も罪に問われると、同世代の若者たちの危惧を告白した。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために数カ月間授業中止された中学校は今日再開した。最初に授業を再開したのは中学3年から5年生(日本の中学3年から高校2年生)だった。同朝、香港各地において、高校生が授業開始前、校門前に座り込み、『国歌条例』案への反対の声を上げた。香港初の中学校、名門校聖保羅書院では、生徒たちが『国歌条例』の可決により香港市民の表現の自由への侵害について不満を表明した。

授業が終わった正午過ぎ、制服姿の中高校生たちが次々と香港各地に赴き、抗議活動に参加した。九龍中部の繁華街旺角のショッピングモール、朗豪坊(ランガムプレイス)付近にて、警察は取り締まりを行い、約50名の市民を拘束し連行していった。連れ去られた者の中に制服を着ていた中学生もいた。顔を撮影させないためか、警察は取り調べを受けた数十名の市民に壁に向かって立たせた後、2台の警察用バスに分けて全員を連れ去った。その中に制服姿の女子中学生もいた。

取り締まりの間、現場周辺に百人以上の市民が集まり、拘束された者を声援した。白髪の老人は連れて行かれようとした若者たちに「怖がることはない。香港市民はあなたたちの味方だ」と語りかけた。別の市民は警察に「共産党の犬め」と野次を飛ばし、「若さは罪なのか」と警察に問いただした。

一方、警察機動隊は九龍中部の主要道路彌敦道(ネイザン・ロード)まで前進した際に、数名の機動隊員が突然長沙街に入り、三名の女子生徒に取り調べを行ったが、当時三人ともリュックサックを背負い、制服を着たまま、目立った動きは見受けられなかった。結局三人とも逮捕され、登録番号「AM8460」の警察車両に乗せられた。

『香港特別行政区基本法』第28条:
香港居民の個人の自由は、侵すことができないものとする。香港居民は、恣意的または不法な逮捕、拘留、禁錮の対象となってはならない。

関連事件:5月27日「国歌法」反対デモ

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