催涙弾は古住居ビルに着弾 部屋が火災で半壊

香港警察は今日(11月18日)九龍南部の香港理工大学を包囲しつつ、周辺地域にて声援に集結した市民らを引き続き強制退去した。朝、佐敦の柯士甸道(オースティン・ロード)辺りに大量の催涙弾を発射した。その内少なくとも一発は付近の古民家のガラス窓を破り、部屋を出火させた。部屋の住民は、部屋が半焼されたと明らかにした上、「催涙弾を部屋まで撃ち込んだ」警察当局を批判した。

昼前頃、警察に理工大学構内に閉じ込められたデモ隊を声援する市民らが、九龍南部の繁華街・尖沙咀から北の佐敦に一旦下った。一部の人達は柯士甸道辺りに移動した。警察機動隊は数度にわたり催涙弾を発射し、人群れの駆逐を図ったが、一部の催涙弾は付近の住居のガラス窓を破り、下の階の部屋に出火させた。

部屋の女性住民郭さんはメディアのインタビューに応じた。その話によると、朝10時45分頃、家の使用人が銃声が聞こえてきた上、家に出火したことを郭さんに電話で伝えた。郭さんはすぐ部屋に戻った。消防士は既に鎮火したが、部屋は筆舌に尽くしがたいほど混乱な様相を呈しており、壁、天井、たんすなどの家具も黒く燻られ、マットレスも形が保てないほど焼かれ、部屋中に焦げ臭い匂いが充満していた。娘の部屋は最もひどかったという。「幸い娘は五分前出かけたから、さもないと焼かれ死になりかねん」と郭さんが話した。

郭さんは部屋が半焼されたと推測した。消防隊員は火種を消火したが、部屋全体が水浸しになったため、今のところ泊まる場所がないと郭さんは話した。郭さんは弁護士と連絡した他、後に警察に賠償請求すべく、専門家に出火原因の調査を依頼した。郭さんは、警察当局が徹夜で市民を強制退去しており、部屋中に既に催涙ガスの匂いがいっぱいだったと話した他、「彼らは(市民ら)もう離れようとしたのに、道沿いに催涙弾を放つ必要がどこにある?」と警察の行動に疑問を呈した。今日催涙弾が部屋の中までに飛んできたことは予想外だと郭さんは言った。郭さんは「住居に向けて催涙弾を発射する理由なんでどこにもない。どんなに市民を駆逐しても、逮捕しても、住居に向けて催涙弾を発射する理由はない」と警察の行動を非難した。

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