人権団体監視団メンバーが不当逮捕され 警察署内に人種・性差別を受けた

イギリスの人権活動家ロベルト・ゴデン(Robert Godden)は11月18日、警察による香港理工大学の包囲戦で不当逮捕され、15時間勾留の末、身柄が解放された。ゴデン氏はマスコミに対し、勾留期間の経験を明らかにした上、警察による深刻な暴力問題を暴露した。ゴデン氏の話によると、彼が警察に食事や睡眠をさせてもらえず、他人との雑談まで許されなかった。その他、勾留された際に、隣の部屋から5分間の悲鳴や物と物がぶつかる音が聞こえてき、状況が「悍ましい」と話した。

今年49歳のゴデン氏は人権団体「ライツ・エクスポージャー」(Rights Exposure)の創設者の一人である。18日朝、ゴデン氏は同僚と共に香港理工大学近くに逮捕された。当時二人は蛍光ベストを着た他、身分を証明する書類も提示したにもかかわらず、警察当局に暴動罪容疑で逮捕された。ゴデン氏は、「私は彼らに仕事内容は合法的な人権関連活動であると説明し、私達の団体は既に香港で登録済みの法人(と釈明したが)、彼らに聞く耳を持たなかった」と話した。

包囲戦において逮捕された人々には大学生、学生記者、医療従事者、そして子供を探している母親たちが含まれている。ゴデン氏は警察の逮捕が「恣意的かつ無差別だ」と指摘した。ゴデン氏が女性の同僚とともに紅磡警察署に連れ込まれた後、合理性を欠けた扱いを受け続けた。警察官が二人に広東語で人種・性差別的な罵詈を浴びせた。ゴデン氏は悪口の内容を繰り返さなかったが、「想像に難くない」だけ付け加えた。

ゴデン氏の話によると、彼らが凡そ40から50人の被逮捕者と一緒に閉じ込められ、警察官に向けたまま、テーブル付きパイプ椅子に座らせた。「私達は話すことも許されなかった」とゴデン氏が述べた。警察は彼らの前でホカホカの料理を食べており、一人の警察官は同僚にいらないと言われた一本のバナナをゴデン氏に渡したそうだ。

勾留中にゴデン氏は、ブラインダーで遮蔽された隣の部屋から悲鳴が聞こえてきたと述べ、「悲鳴が5分間続いており、おぞましかった」と言った。ゴデン氏は警察官が被逮捕者を鉄柵にぶつけて、私刑を行ったと疑った。「暴力の度合いと抗った時の大きな音は極めて憂慮すべき状況だ」と話した。

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