ショッピングセンター内に催涙液体噴射 負傷の市民は多数

2019年12月26日午後2時過ぎ、デモ参加者が新界北東部のショッピングセンター大埔超級城に入り、中の店舗に「シャッターを下ろして」と叫んだ他、一部の飲食チェーン店を荒らした。警察機動隊はショッピングセンターに突入、催涙物質が含まれた青色の液体を噴射した。年寄り1人を含め、多数の市民が被害を受けた。警察当局は、その液体を「着色ペッパースプレー」と称した。

現地メディアの質問を受け、警察当局は「着色ペッパースプレー」がペッパースプレーの一種であり、即時或いは適切な機会で逮捕するために違法者を制止と識別するのに使われるものだと説明した。また、警察当局は、「着色ペッパースプレー」の化学成分が警察部隊常用のペッパースプレーと類似しているとした上、着色料が人体や市民の健康に危害を及ぼさない、無毒な染料と称した。

しかし、香港大学理学博士(化学)、香港中文大学元講師K. Kwongは個人フェイスブックページにて文章を発表し、青色の液体ペッパースプレーは「刺激が非常に強い」という市民の声を踏まえ、その青色の「着色ペッパースプレー」には高濃度のペラルゴン酸バニリルアミド(PAVA、別名ノニバミド)が含まれる可能性が高いと指摘した。

ペラルゴン酸バニリルアミドによる、人体への悪影響について、K Kwongは次のように説明した:

1. 【目】ペラルゴン酸バニリルアミド溶液に目が直撃されると、クロロベンジリデンマロノニトリル(CS)より痛く感じる。(室内か室外に関係なく)

2.【皮膚】クロロベンジリデンマロノニトリルは皮膚に付着するとそれほど痛くはないが、ペラルゴン酸バニリルアミドならすこぶる痛い!(室内か室外に関係なく)

3.【肺】室内に使用する場合、より深刻な健康被害を与える。高圧噴射によりペラルゴン酸バニリルアミドがごく細かい粒子になり、室内で長時間浮遊し、なかなか拡散しない。仮に直撃されなくても肺に吸い込まれることになる。ペラルゴン酸バニリルアミド粒子が気道を通し肺に入り込む場合、一日目のレントゲンにはまだ症状がでていないため、医者がすぐ適切な診断ができるとは限らない。しかし、二・三日目から肺水腫が発症することになる。警察がデモ参加者を48時間以上拘束するか、医者が症状を見落とす場合、死者が出かねない。健康被害は催涙物質を含む液体を噴射する放水車より深刻だ。

関連情報(繁体字中国語):

Facebook

有線新聞

LIHKG

立場新聞

RTHK

Now新聞

K Kwong Facebook

明報

眾新聞